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印刷の美しさ ずっと残っていてほしい

先月、「創り手の移動」というテーマで、印刷業界の業態変革の話を聞きました。

そのお話は、こらち

実は私、新卒で入った会社時代から、
ずっと印刷会社さんと一緒にお仕事をしてきました。

創り手の移動で、移った側の人間です。

最初の頃は、マニュアルの原稿に電算写植の記号を入力し、
印刷会社さんで自動レイアウトしてもらっていました。
ソフトの画面やイラストは、一点ずつ用意して、
トレースして入れてもらっていました。

そんな時代でした。

印刷部数は、5000部、1万部単位だったように思います。

MacintoshがDTPの主流になった頃、
私はQuarkXpressの使い方を覚え、マニュアルの紙面を自分で作りました。

ポストスクリプトプリンタで版下をつくり、
それを印刷会社さんで台割して、印刷をしてもらっていました。
ここの段階で、図版のトレースの作業はなくなりました。

その頃も、印刷部数はさほど変わらなかったと思います。
でも、少しずつ、マニュアルを印刷しないケースや、
オフィスプリンタで印刷するから、データを作るまでという
流れに変わってきました。

そして、データ入稿して、直接フィルムに出力する時代がやってきました。
紙の版下から印刷するよりは、ずっときれいで、ソフトウエアの画面もきれいに
出力されました。
紙の版下では網掛けがきれいに印刷できずに使えていなかった
のですが、フィルム出力だと網もきれいに印刷されるので、
表現力があがってうれしかったのを覚えています。

そして、何よりも...

プリンタの調子が悪いと、版下に点々が入ってしまう。

そのまま印刷会社に渡して印刷すると、点々も一緒に印刷されてしまうので、
版下を一枚一枚点検して、修正インクで消していく作業をしなくて済むのが
うれしかったですね。

それが90年代後半のお話。

でも、バブルがはじけ、
マニュアルを作る仕事自体がなくなったことがあり...
そうして、印刷会社さんとのお付き合いもなくなりました。

その後復活しても、私たちにが受ける仕事には、
印刷・製本までという態はなくなり、
マニュアル本文執筆・DTPまでで、お客様にデータ納品するのが主流になりました。

たまに、製本までの印刷があっても、100部くらい。

それが不思議なことに、

ブログ と ホームページで営業を

そういう姿勢に変わったときから、
(倒産騒ぎで変わらざるをえかったとき)

印刷会社さんたちとのお付き合いが、少しずつできてきました。

それは、仕事の発注というよりも、
ホームページやブログ絡みなのですがね。

そして...

とある講習会のテキスト制作の仕事を請け負ったとき、
私はテキストのリライト、レイアウトを担当したのですが、
発注元さんは、6穴のバインダーにテキストを綴じて納品してくれる印刷会社を
探していました。

印刷会社の選択のポイントは、やはりお付き合いがあり、
いろいろ提案してくれるかどうかだと思います。

印刷に詳しくないと、ちゃんと印刷してくれるか不安ですよね。

それで、私も印刷会社を探すお手伝いをして、
数社さんから見積をとりました。

中綴じや無線綴じのマニュアルを作った経験はたくさんあるけれど、
バインダー納品はどうするのかわからず、
またデータは普通に作っていいのかわからなかったので、
いろいろ相談にのってくれるところがいいなぁと思っていたところ...

私がお願いした会社さんで、
直接、私に会いにきてくれたのは、ただ1社。

それが、正文舎印刷の当時専務さん。
つまり、今の社長で、WEBサクセスの専務の岸です。

世の中、何があるかわからない


印刷会社が身近な存在に、またなったから。




今まで、印刷すると高いからと思っていたし、
自分自身がデータを作れるので、あまり気にしなかったことがひとつ。

それは、出来上がりの品質。
時間のコスト。

今まで、せっせとインクジェットプリンタで印刷し、
折りを入れたり、バインダーで綴じてお客さまに渡していました。

これは、案外時間がかかります。

今回、WEBサクセスの実績集を
オンデマンド印刷で20部だけ作ってもらったのすが...

やはり、オンデマンドであっても、品質が違います。

ホームページの画面も美しい ~。

時間をかけて、せっせとインクジェットプリンタで印刷し、
汚れた、紙詰まりだと、さらに時間がとられるよりも、

美しいものが仕上がってくるならば、そこにお金をかけても
よいのではないか。そう思いました。

もちろん、必要とする部数と、用途によっては、
印刷機を使わず、オフィスプリンタで印刷した方がずっと効率的なことも
たくさんあります。

ですが、、、

案外、印刷のことを知らない会社さんが多いので、
社員の人件費、紙代、電気代、仕上がり時間など
比較して、提案してみるのはいいかもなー。

原材料が上がっているので、印刷コストもあがると思いますが...

提案の方法、印刷物での販促の見せ方など、
提案型にするとよいのかも...

ホームページと印刷のクロスメディアのプロになりたい、
私などはそう考えているのです。

「いいこと思いついた!
 これから、WEBサクセス印刷という社名に変えて、
 ホームページも印刷も営業する!!」

そう言ったら、専務は笑っていました。

来年あたり、実行しようかなぁ。


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